有給休暇

2007年5月30日
朝。

雷の音で目を覚ます。
いや、朝だったのかどうか。
寝ぼけながら、やっぱり私が出かける休みは大雨なのか、とぼんやり思う。

いつもの出勤と同じ時間に起床して、お弁当を作る。

土砂降りの中、出勤前の彼にお弁当を渡しにいく。

実家の近くの歯医者に電話して
「歯が痛い」と大げさに話し、今日の予約を取る。

ちょうど雨が小止みになっており、出発。

実家のある駅から、バスに乗り、12歳の時から診てもらっている内科へ。

同級生のお父さんでもある先生は、
私が高校生の時、持病を発見してくれた。
具合が悪い私を、母親が「怠け病」といって取り合わなかったのに、
根気強く検査を勧めてくれ、病気をみつけてくれた。

実家が引っ越したので、実家からでも徒歩20分はかかるのだが、
家の近くの内科ではなく、今でも実家全員がその先生の病院に通っている。

最近、ずっと胃腸の調子が悪いので、診てもらう。
丁寧に触診もしてくれた。
先生に会うだけで、とても安心する。

うちの両親よりも年上だから、たぶんもう70歳近い。

3年ぶりだったのだが、
「元気でやってるみたいやな」と声をかけてくれた。

「先生も元気そうで良かったです」と言うと、

「わしも、もう歳やからあかんわ」と。

「何言ってるんですか〜。まだまだ頑張ってくださいよ!」と返すと、

これまた昔から変わらない看護婦さんが「もっと言ってやって!」と嬉しそう。

ずっと転勤族だったから、故郷ってないと思ってたけど、
よく考えたら20年近く診てもらってるんだ。

病院に行って思うのも変だけど、ここが故郷かなーなんて感じた。

駅まで戻り、肉屋のコロッケ55円にすいよせられ、
たくさん買って実家に帰る。
ケーキも買おうと思ったら、ケーキ屋つぶれてるし・・・。

気持ち悪くなるまで昼ご飯を食べ、
(胃腸が悪くて病院に行ったのに・・・?)
昼寝してから、歯医者へ。

ここの先生との付き合いも長い。

うまい具合に予約の隙間があり、
先生に歯石の除去をしてもらう。
やっぱり、歯科衛生士さんより、先生にやってもらうほうが
断然良いので、めっちゃラッキー。

ベラベラと先生としゃべる(歯医者なのに・・・?)。
虫歯はなくて、良かった良かった。

母が炊いてくれた新しょうがの炊き込みご飯やら、
野菜やら、いろいろもらって家に帰る。

帰ると、部屋の前にお弁当箱。
残さず食べてくれている。よしよし。

大急ぎで出来上がってるクリーニングを取りに行き、
19時から陣内&紀香披露宴を料理をしつつも真剣に見る。

なんか感動したわー。

そんな、有給休暇の一日。

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